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:2011:03/05/02:41 ++ 「小野塚小町が(ry」における大まかな制作の流れ
しゃららしゃらりこきらきらり~☆
ベホイミです。
……何この伸び。
試作版の反応から、そこまで伸びると思ってなかったので驚いております。
これを機に、アイマスのMMD師が増えるといいなあ。
というわけで、
「小野塚小町がアイドルデビューするようです」のメイキング的なものを書いてみます。
とりあえず、試作版と1話に共通するノベルパートの制作の流れを。
ネタバレ注意!!
ちなみに、これは私が今作を製作するのに取った工程であって、
酷く非効率的な部分もあります。
……参考になんのかこのブログ記事?w
「なんでそんなことやってんのw」
とツッコまれる部分も多々ありそうですが、
慣れた方法が一番早いんです、多分。
少なくともNIVE2+PE+MMDという制作スタイルとしては、最適化されたほうだと思います。
なお、チルノの戦闘シーンはこの製作工程にあまり当てはまらないことを予めご了承ください。
あくまでもノベルパートの製作工程です。
一つの動画が完成するまでは全部で5段階あります。
①書く
②文字を動かす
③噴出しと合成
④MMDでモーション付け
⑤全て合成(完成)
①書く
まずは書く!
テキストが完成していないことには動画は作り始められません!!w
ノベマスでは一般的に何が使われてるんですかね、私はメモ帳に書いてましたが。
何の変哲もない冒頭部分の制作画面。
この段階で演出や選曲・効果音も大まかに決めています。
書き終わったら②の工程に移行。②の段階でテキストは修正可能なのでこの段階は適当です。
②文字を動かす
ここからが動画制作の工程です。
打ち込んだテキストをNIVE2に突っ込み、
「不透明度」のエフェクトを付け、1フレームにつき1文字ずつ表示されるようにしていきます。
NIVE2に関しての説明は、めんどくさいから省略。
1フレーム1文字、というのはただの私のこだわり。特に意味はない。
半分だけ文字が表示されてたりとかすると美しくないかなーと思っただけで、
労力がかかるだけなのでやらない方がいいと思います。
そもそもNIVE2でこの"テキストの動画化作業"をやる人はあんまり居ないと思いますが。
文字のサイズもこの段階で決定。
折角紙クリではなくNIVE2を使っているので、
将来的にはもっとエフェクトをいろいろかけていきたい。
紙クリを避けてNIVE2を使っているのはこういう意図。
便利なツール過ぎて、使ったら負けな気がするという意図もある
「お凛的ね」流行らないかなあ
テキストの表示時間はこの段階で決めていますが、まだ仮決定です。
ちなみに、日本人の読書速度が400~600字(毎秒6.66~10字)とのことなので、それに1秒の余裕を持たせて、
10文字以内なら2秒、
20文字以内なら3秒、
30文字以内なら4秒……と設定しています。
テキストが早く流れていって読めない、という部分は、
読ませる気がない、読み飛ばして結構、という所です。
と言いながらこの演出を取ったところに一箇所伏線を入れたのだけれど
この演出には、無意味なテキストが続くのを避けることと、MMDのレンダ時間を短くするという二つの意図があります。
さて、
テキストにアニメーションを付け終わったらレンダリングして、③の工程に移行します。
アルファチャンネルが使えるコーデックでレンダリングするのを忘れずに。私の場合ut。
③噴出しと合成
「小野塚小町が(ry」名物?の「動く噴出し」および、
chopperさんの素晴らしいアイコンとセリフを合成していきます。
噴出しの拡大縮小を行い、演出も挟みこみ(MGSの無線とか)、
MMDモデルと音以外をほぼ完成させてしまいます
テキストの表示時間は、基本的にここで確定されます。
なお、背景は合成した方が良い場合と、しない方が良い場合があります。
こんな感じに。完成した動画ではここに花京院立ちした小町が追加されるわけです
おそらく、
紙クリを使う場合は
②と③の工程を同時に出来るはずです。
PEを使う場合、非常にテキスト面で弱いソフトであるため、
NIVEや画像編集ソフトなどの助けがどうしても必要になると思われます。
予め作成してしまう理由は後述。
完成させたらレンダリングして④に移行します。
この時、MMDで読み込めるように圧縮して2GB以内に収める必要があります。
PEの場合ここでレンダリングした動画はMMDで目安として使うだけなので、
特に画質を重視する必要はなく、
不可逆圧縮で画質を劣化させても一切問題ありません
④MMDでモーション付け
いよいよMMD先生の登場です。
動画がモデルの後ろにいるのがお分かり頂けるでしょうか。
③の工程でレンダリングした動画を、「背景avi表示」で読み込ませています。
MMDの基本中の基本ですが、これがあるのと無いのとではモーション付け作業の効率が段違いです。
③でほぼ全てを完成させてしまったのはこのため。
後ろの動画に合わせて、モーションをつけていきます。
もっとも大変な工程と思われそうですが、
ポーズ・モーションデータさえ出来ていれば、
それをただ並べていくだけの作業になるので、実は圧倒的に楽になります
特にアイマスの場合、
1のコミュモーションが全て?用意されているので、
これを並べているだけでおkです。
春香のモーションを使用させていただきましたが、本当に便利。
至れり尽くせり、何でも用意されてます。
(ただし、表情モーションパックはモデルによって使えないものが多いので、
これに限っては自分で付けたほうが速い気がします)
私のようにアイマス以外のキャラクターを使う場合や、
特殊なポーズやモーションでキャラの個性やオリジナリティを出したい場合、
自分で製作しなければならないため時間がかかりますが、
作れば作るほど、後から使い回しができるので楽になっていきます
今回の動画で四季様と小町のポーズが多く出来上がったので、
次回は新しいキャラのポーズ・モーション付けだけ頑張ればいいわけです。
モーション作成については、もしかしたら別の記事で書くかも。
というわけで、今回はモーション制作のあれこれに関しては一切省略。
モーションが完成したらレンダリング。
ビデオカードの優秀なPCなら、MMDのレンダリングは苦になりませんが、
私のようにオンボードのノートPCユーザーだと、
MMDのレンダリングがとにかく長い。
3分のモーションで、一時間位かかりますorz
この時、絶対に
・アルファチャンネルが使えるコーデックで出力すること
・座標軸表示をオフにすること
・背景aviの表示をオフにすること
・その他、アクセサリの表示順等の確認
これを忘れてると、レンダ終わった後泣くことになります
⑤全て合成(完成)
MMDのモーションが付け終われば、後は合成するだけです。
ポポポ音やBGM、各種SEはここで付けるのが良いかと。
合成が終わればレンダリングして完成!
と、これが動画作成の流れです。
もっと簡単にまとめるなら
立ち絵が表示されてないノベマスを先に作ってレンダ
→それを見ながらモーションを付けていく
→最後に合成!
とこうなります。
先ほど紹介した動画は紙クリ+aviutlを使っての作成方法の説明でしたが、
紙クリでセリフ部分だけ作って動画化
→MMDでモーション
→aviultで合成
という製作工程のようなので、流れとしては一緒だと思われます。
再度繰り返しますが、ポーズとモーションさえ出来ていれば、
モーション作成は最も容易な工程です。
私の文章力が至らない+変な製作工程を取っている故に、
大変なことやってるかのように思わせてしまったかもしれませんが、
ノベルパートの制作は極めて単純です。
だって新作、MMD利用した三作目の作品だぜ?
基本的な使い方さえ分かっていれば、問題なく作れます。
アイマスコミュモーションパックなんて便利なものが用意されてる以上、
PV作るよりよっぽど敷居が低いのではと思います。
なので、ぜひ皆さんも挑戦してみてね!
まあ新作は4本のノベルパートで構成されてるので
この工程を4回繰り返したんだけどね
ま、結局努力と忍耐ですわなw
質問等あれば追記いたします。
あともっと効率よく出来るんじゃね?って意見も。
……でも紙クリは使わないよ(意地
それでは
まるキュン!りせチーズ♪
ベホイミでした。
ベホイミです。
……何この伸び。
試作版の反応から、そこまで伸びると思ってなかったので驚いております。
これを機に、アイマスのMMD師が増えるといいなあ。
というわけで、
「小野塚小町がアイドルデビューするようです」のメイキング的なものを書いてみます。
とりあえず、試作版と1話に共通するノベルパートの制作の流れを。
ネタバレ注意!!
ちなみに、これは私が今作を製作するのに取った工程であって、
酷く非効率的な部分もあります。
……参考になんのかこのブログ記事?w
「なんでそんなことやってんのw」
とツッコまれる部分も多々ありそうですが、
慣れた方法が一番早いんです、多分。
少なくともNIVE2+PE+MMDという制作スタイルとしては、最適化されたほうだと思います。
なお、チルノの戦闘シーンはこの製作工程にあまり当てはまらないことを予めご了承ください。
あくまでもノベルパートの製作工程です。
一つの動画が完成するまでは全部で5段階あります。
①書く
②文字を動かす
③噴出しと合成
④MMDでモーション付け
⑤全て合成(完成)
①書く
まずは書く!
テキストが完成していないことには動画は作り始められません!!w
ノベマスでは一般的に何が使われてるんですかね、私はメモ帳に書いてましたが。
何の変哲もない冒頭部分の制作画面。
この段階で演出や選曲・効果音も大まかに決めています。
書き終わったら②の工程に移行。②の段階でテキストは修正可能なのでこの段階は適当です。
②文字を動かす
ここからが動画制作の工程です。
打ち込んだテキストをNIVE2に突っ込み、
「不透明度」のエフェクトを付け、1フレームにつき1文字ずつ表示されるようにしていきます。
NIVE2に関しての説明は、めんどくさいから省略。
1フレーム1文字、というのはただの私のこだわり。特に意味はない。
半分だけ文字が表示されてたりとかすると美しくないかなーと思っただけで、
労力がかかるだけなのでやらない方がいいと思います。
そもそもNIVE2でこの"テキストの動画化作業"をやる人はあんまり居ないと思いますが。
文字のサイズもこの段階で決定。
折角紙クリではなくNIVE2を使っているので、
将来的にはもっとエフェクトをいろいろかけていきたい。
紙クリを避けてNIVE2を使っているのはこういう意図。
「お凛的ね」流行らないかなあ
テキストの表示時間はこの段階で決めていますが、まだ仮決定です。
ちなみに、日本人の読書速度が400~600字(毎秒6.66~10字)とのことなので、それに1秒の余裕を持たせて、
10文字以内なら2秒、
20文字以内なら3秒、
30文字以内なら4秒……と設定しています。
テキストが早く流れていって読めない、という部分は、
読ませる気がない、読み飛ばして結構、という所です。
この演出には、無意味なテキストが続くのを避けることと、MMDのレンダ時間を短くするという二つの意図があります。
さて、
テキストにアニメーションを付け終わったらレンダリングして、③の工程に移行します。
アルファチャンネルが使えるコーデックでレンダリングするのを忘れずに。私の場合ut。
③噴出しと合成
「小野塚小町が(ry」名物?の「動く噴出し」および、
chopperさんの素晴らしいアイコンとセリフを合成していきます。
噴出しの拡大縮小を行い、演出も挟みこみ(MGSの無線とか)、
MMDモデルと音以外をほぼ完成させてしまいます
テキストの表示時間は、基本的にここで確定されます。
なお、背景は合成した方が良い場合と、しない方が良い場合があります。
こんな感じに。完成した動画ではここに花京院立ちした小町が追加されるわけです
おそらく、
紙クリを使う場合は
②と③の工程を同時に出来るはずです。
PEを使う場合、非常にテキスト面で弱いソフトであるため、
NIVEや画像編集ソフトなどの助けがどうしても必要になると思われます。
予め作成してしまう理由は後述。
完成させたらレンダリングして④に移行します。
この時、MMDで読み込めるように圧縮して2GB以内に収める必要があります。
PEの場合ここでレンダリングした動画はMMDで目安として使うだけなので、
特に画質を重視する必要はなく、
不可逆圧縮で画質を劣化させても一切問題ありません
④MMDでモーション付け
いよいよMMD先生の登場です。
動画がモデルの後ろにいるのがお分かり頂けるでしょうか。
③の工程でレンダリングした動画を、「背景avi表示」で読み込ませています。
MMDの基本中の基本ですが、これがあるのと無いのとではモーション付け作業の効率が段違いです。
③でほぼ全てを完成させてしまったのはこのため。
後ろの動画に合わせて、モーションをつけていきます。
もっとも大変な工程と思われそうですが、
ポーズ・モーションデータさえ出来ていれば、
それをただ並べていくだけの作業になるので、実は圧倒的に楽になります
特にアイマスの場合、
1のコミュモーションが全て?用意されているので、
これを並べているだけでおkです。
春香のモーションを使用させていただきましたが、本当に便利。
至れり尽くせり、何でも用意されてます。
(ただし、表情モーションパックはモデルによって使えないものが多いので、
これに限っては自分で付けたほうが速い気がします)
私のようにアイマス以外のキャラクターを使う場合や、
特殊なポーズやモーションでキャラの個性やオリジナリティを出したい場合、
自分で製作しなければならないため時間がかかりますが、
作れば作るほど、後から使い回しができるので楽になっていきます
今回の動画で四季様と小町のポーズが多く出来上がったので、
次回は新しいキャラのポーズ・モーション付けだけ頑張ればいいわけです。
モーション作成については、もしかしたら別の記事で書くかも。
というわけで、今回はモーション制作のあれこれに関しては一切省略。
モーションが完成したらレンダリング。
ビデオカードの優秀なPCなら、MMDのレンダリングは苦になりませんが、
私のようにオンボードのノートPCユーザーだと、
MMDのレンダリングがとにかく長い。
3分のモーションで、一時間位かかりますorz
この時、絶対に
・アルファチャンネルが使えるコーデックで出力すること
・座標軸表示をオフにすること
・背景aviの表示をオフにすること
・その他、アクセサリの表示順等の確認
これを忘れてると、レンダ終わった後泣くことになります
⑤全て合成(完成)
MMDのモーションが付け終われば、後は合成するだけです。
ポポポ音やBGM、各種SEはここで付けるのが良いかと。
合成が終わればレンダリングして完成!
と、これが動画作成の流れです。
もっと簡単にまとめるなら
立ち絵が表示されてないノベマスを先に作ってレンダ
→それを見ながらモーションを付けていく
→最後に合成!
とこうなります。
先ほど紹介した動画は紙クリ+aviutlを使っての作成方法の説明でしたが、
紙クリでセリフ部分だけ作って動画化
→MMDでモーション
→aviultで合成
という製作工程のようなので、流れとしては一緒だと思われます。
再度繰り返しますが、ポーズとモーションさえ出来ていれば、
モーション作成は最も容易な工程です。
私の文章力が至らない+変な製作工程を取っている故に、
大変なことやってるかのように思わせてしまったかもしれませんが、
ノベルパートの制作は極めて単純です。
だって新作、MMD利用した三作目の作品だぜ?
基本的な使い方さえ分かっていれば、問題なく作れます。
アイマスコミュモーションパックなんて便利なものが用意されてる以上、
PV作るよりよっぽど敷居が低いのではと思います。
なので、ぜひ皆さんも挑戦してみてね!
まあ新作は4本のノベルパートで構成されてるので
この工程を4回繰り返したんだけどね
ま、結局努力と忍耐ですわなw
質問等あれば追記いたします。
あともっと効率よく出来るんじゃね?って意見も。
……でも紙クリは使わないよ(意地
それでは
まるキュン!りせチーズ♪
ベホイミでした。
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